今回のテーマは弓道の練習方法です。
実際に最後の高校総体で団体個人ともに
入賞した僕らがやった練習内容です。
※田舎で人数は少ないので、
その辺りはご了承ください。
このブログで言いたいこと
意味のない弓を引かない
練習では20射
自主練では苦手部分だけ徹底的に
具体的な練習内容
練習内容は以下の通りです。
(最大5人入れる射場を想定してます)
1.5人1組みを作り、
四つ矢で射場に入る。
それを何グループか作る。
(20人なら4組、21人なら5人1組と4人4組)
2.射場に入ってない人が
射形見たり矢の回収をする。
3.四つ矢を5回、計20射。
4.自主練習は帰っても
良いことにし、
やりたい人が30分だけやる。
1から3までについて
ここまでのポイントは
ローテーションを早くすることと
無駄に癖のついた弓を人に訂正されず、
闇雲に引くことを止めることです。
4について
ここは完全に自主練とは言えませんが、
人に見てもらい苦手な所を練習します。
詳しい解説
ローテーションを早くする理由
ダラダラやっても意味がないです。
他校はそんなことないと思いますが、
僕のいた高校は引きたい人は
射場で引けばという部活でした。
何となく人が引き何となく教える。
これが無駄だと感じたんでしょう。
僕らの学年が1番上になった時に
一気に練習内容が変更されました。
何事にもメリハリをつけ、
やる時は時間をかけ
詰めれるところは早く終わらせる。
練習はこういうことだと
感じながら部活に参加していました。
具体的な練習内容
※見たままなので、1.省略します。
矢の回収や指導・20射引く理由について(2•3)
ここも練習の短縮と指導についてです。
射場で引いているグループが終わる頃に
次のグループの人が控えに入り、
その次のグループの人たちが
矢をすぐに回収しに行きます。
射形を見るのは控えの人でも良いし、
他グループでも良いです。
しかし、絶対に間違えてはいけないのは
「確実に指摘してくれる人」
を選出してください。
離れの時に・・・とか大三を少し・・・という風に
はっきりしたところを教えてくれる人が良いです。
僕は早気が大問題だったので、
その練習や指導をしてくれる人だけに
頼んでいました。
(早気を直す方法はこちらのブログに書いてあります)
闇雲にいつもの繰り返しをするのは、
自分の癖をより固定していることなので
人に見てもらう機会をつけましょう。
先輩ならとか後輩だからとか
射場に上下なんてないと思っています。
教えるのに先輩から後輩に言えて
後輩から先輩に言えないのは、
おかしな話だと思っているので
積極的に頼みましょう。
そしてなぜ20本になったのか
顧問に聞かないと分かりませんが、
僕の予想だと次の
A.団体戦では決勝で20本を
確実に引かなくてはならないから。←これが1番あり得そう
B.的中率が分かりやすい
C.的中の記録用紙が20列だったから
おそらくB.Cは10本でも良いから
関係ないでしょう。
団体の決勝では3日目に
四つ矢を5立ち行います。
最低でも20本、
竸射ならいつまで続くか分かりません。
だから少なくとも20本引く体力はないといけないのかなと思います。
やりたいことに専念する時間を作る(4)
自主練習と書きましたが、
ここはやりたいことをやります。
弦を直すとか巻藁にこもるとか帰るとか
やりたいことや帰宅などしていました。
その他、大部分の部員は最初に書いた
苦手を徹底的にやります。
それぞれ苦手なことがあると思います。
ここでもポイントになってくるのは、
メリハリをつけ意味のない
弓を引かないことです。
できるなら人を捕まえてお願いして、
お互いに確認し、やっていきましょう。
まとめに行く前に
ここで少し話は変わりますが、
それまでのだらだら練習で
引かない人はどうしていたかに
ついてです。
何となくの雰囲気で合計4本は
射場で引かないと駄目みたいな
風潮ができていました。
(今思えば滅茶苦茶少ないですね。)
引かない人は
部活の前に早くきてやっていたり、
本当に引いてない人など様々でした。
引いていない人は兎も角、
部活前にやっていた人は
一人100射大会とかするような人で、
射形も的中も安定しており
一人でも崩れることのない人でした。
何が言いたいかというと
練習の仕方や基礎を忠実にやってる人
何がダメか分かる人安全にできる人は
一人でやっても大丈夫ということです。
(もちろんその所属している部活の
ルールは優先しなければいけません)
只そういった完璧な方は中々おらず、
闇雲にやれば努力をすれば大丈夫という頭の中がお花畑の人がいます。
高2までの僕がそうでした。
1本引きこれの会を5秒保たせよう。
ダメだった。
もう一回。
ダメだった。
これ繰り返しが早気の悪化の
原因の一つだと思います。
1本1本大切に、
これを意識しつつ人に見てもらいながら練習頑張ってください。
まとめ
今回は弓道の練習内容についてでした。
僕らの部員がたまたま合っただけで、
他の人や学校に合った
練習の仕方があると思います。
まずはそれを考えてください。
けど確実に言えることは
無駄な努力は時間の無駄なので
中身のある努力を頭を使い
仲間と支え合って弓を引こう
これです。
これだけは確実に言えることなので、
頭から離さないで練習してください。
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